なぜかPOLICEを聞かなかったオレ・・
ちょうどポリスが流行り始めた頃、オレは音楽以外の何かに夢中になっていた
それは何だったのか?映画かもしれないし、女子だったかもしれないし、ディスコ通いだったか、波乗りじゃないし、テニスかなぁ・・ここに書けないことだったか、とにかく仕事でない事だけは確かだった
その時期70年後半にエアロスミスが完全燃焼した傑作「ドロー・ザ・ライン」を出して新宿“ツバキハウス”の日曜日ヘビメタナイトにて全員でそのイントロ“カエルの唄が~♪”を大合唱したにもかかわらず,オリジナルメンバーが続々と抜けて失速しそれに伴うかのようにまわりのバンドの灯も全て消えてしまったのだ
そういう時期だったのかもしれない
だから別にポリス以外のバンドも全てこの時期ポッカリ穴が開いたように聞いていない
一度消えてしまった心に新しい「パンク」だろうが「レゲエ」だろうがオレの耳には何にも飛び込んでは来なかった
「THE POLICE」はそのパンクとレゲエにポップなメロディーを乗せて三人の男前が抜群のテクニックとセンスで疾走する新しいROCKバンドだった
その素晴らしさにも気付かず「音楽以外」に没頭していたオレだけど
遅ればせながら先日ポリス再結成コンサートのDVDを入手して驚いた
何てカッチョいいんだろっ!
何て美しい音楽なんだ
そして何てステキなオッサンたちなんだろ?
衰えるどころか アレンジを変えてより深く染み渡るメロディー
年輪を経てからじゃなきゃ出せないこの音たちだよね
これだから音楽はたまらないんだ
ボストンに行った時、知り合った奴がジャズの名門バークリー音楽院の学生で
(まだ松坂が行く前ね)
スティングの息子さんがヘビメタ科に在籍してると聞いたけど、そんなのあんの?
父兄参観にはニコニコ顔でやってくるイイ親父さんだってさ
来日時にポリスの前座で出た「フィクション・プレイン」ってバンドの
リードボーカル&ベースのジョン・サムラーがその息子だ
ここまで面倒見てやったら売れないとね
この極めつけの名曲を一人でバンドサウンドしてみた
あまりのメロの美しさに熱くなって音外してるけど そこはROCKということで・・

この記事へのコメント
見つめていたいを最後の来日公演で聞いて、やはりグッと来るものがありましたね
普遍的な魔力のある曲です
本当ですね。歌詞もストレートなラヴソングとはちょっと違うし、単調なリズムにハマっていく魔力がありますね。
有難うございます。